最近、投資や資産運用という言葉をよく耳にするようになりましたよね。
『貯蓄から投資へ』の風潮になり、NISAや積み立てNISAが流行ってきている今、日本人にとって『投資』や『資産運用』が身近なものになりつつあります。
でもまだまだ分からない、不安だという人も多いのではないでしょうか。
確かにそうですよね。その気持ちはよく分かります。
私も全く同じ考えでした。
人間って得をすることよりも『損すること』を嫌う傾向にあるんですよね。『投資は確かに儲かるかもしれない、でも損をするのは怖いからやっぱりやめておこう』私もこのように思っていました。
でも今の時代に何もせずに、本当に豊かな老後を迎えられるの‥??
物価の上昇が激しい今、家計を圧迫する食費や光熱費‥‥
その上で、子どもの教育資金や自分たちの老後資金までを用意することは可能なのでしょうか。そんな大きな不安が心の中にあり、
私の中で、何か始めることへの不安よりも、何もしないことへの不安の方が大きくなりました。
私と同じように漠然とした不安や悩みを抱えている方の為に、
この記事では『資産運用』について詳しく解説しました。
この記事では
そもそも資産運用って何?
投資って怖くないの?
といった初歩的な悩みを解決します。
今から資産運用や投資を考えている方は、ぜひ読んでみてください。
この記事が投資のイメージを変えるきっかけになれば嬉しいです。
資産運用って何?
『資産運用をしていますか?』
この質問に、あなたは何と答えますか?
『はい!』と自信満々に答える人もいれば、『よく分からない』と答える方も多いのではないでしょうか。
では『あなたは銀行口座を持ち、そこにお金を預けていますか?』という質問にはどうですか?
恐らくほとんどの人が、『はい』と答えますよね。
実はこれ、【資産運用をしている】んです。
資産運用とは
【お金に働いてもらって資産を増やすこと】
を言います。
銀行にお金を預けていれば、何にもしなくても利子がもらえますよね。つまりお金に働いてもらって、お金を増やしているのです。
実はほとんんどの人が、自分では気付かないうちに、資産運用をしているということなんですね。
『資産運用』という言葉だけを聞くと難しそうに思えますが、実は意外と身近なものであることが分かって頂けたかと思います。
でもどうせお金に働いてもらうのであれば、少しでもたくさん増える方が嬉しいですよね!
今の銀行の金利をご存知ですか?メガバンクの定期預金の金利はなんと0.002%。
100万円を1年間預けたとして、貰える利息はわずか20円ほどなんです。ただ銀行にお金を預けているだけでは、本当の意味で「資産運用をしている」とは言えません。
『お金をどう働かせれば、よりたくさん増やせられるのか』
それを考えて実践するのが、本当の意味での【資産運用】なのです。
投資って怖くないの?
先ほど、資産運用とは、お金をどう働かせれば、より多くの利益が出るのかと考えて実践することだとお伝えしましたが、より多くの利益が出る方法の一つ、それが【投資】です。
最初はそう思いますよね。
資産運用においての投資を「怖い」と考えているのは、ギャンブルと同じように考えている方も多いからではないでしょうか。
でも実際はギャンブルと投資は全く別物になります。
イチかバチかで短期で儲けようとするのがギャンブルです。
対して投資とは『中期・長期的に資産を増やすために、価格の変動がある株式や投資信託などの金融商品を、内容をきちんと調べて、自分が持つ方針に合うかを考えて買う』ことなのです。
確かに、絶対に損をしない投資の方法はありません。
でも、それぞれの金融商品に対し、
「どのくらい儲かる可能性があって、どのくらい損をする可能性があるのか」ということをきちんと調べ、「自分はどこまで損を受け入れられるのか」を予め決めた上で投資を始めれば、決して怖いものではありません。
ギャンブルのように、「0か100か」ではなく、
利益率は低めだがその分損も少ないパターン
利益率は高めだがその分損も多いパターン
バランスよく中立的なパターンなど、
投資ができる金融商品にはいろいろな種類があります。
その中から自分に合った商品を選べば、投資への不安は抑えられますよ。
もちろん金額を変えて組み合わせて運用することも可能です。
最後に 投資は今すぐ必要?
これまでのお話で、『資産運用の意味』と、『きちんと理解すれば投資は怖いものではない』ということがお分かり頂けたかと思います。
「じゃあ投資はしなきゃいけないものなの?」と思っている方も多いと思いますので、それについて最後にお話していきますね。
結論からいうと【どちらでも良い】です。
なぜなら、個人個人、生活スタイルやお金の事情などが違うからです。投資をしたことによって、生活費がマイナスになり生活できない‥なんてことになれば、本末転倒ですよね。
ただ、投資をしないことにもリスクはあります。
今銀行に100万円預けていたとします。投資ではなく預金という形であれば、その100万円は減ることはないですよね。30年後にも同じ100万円のままです。
ですので、預金が一番安心だと思われるかもしれませんが、100万円の価値は時代によって変わります。
今スーパーで100円でジュースが1本買えますね。30年後、500円出さないとジュースが買えないようになるとします。
100万円あれば、1万本のジュースが買えていましたが、これが2000本しか買えなくなってしまうのです。
同じ100万円の価値は全く違うものになりますよね。実は安心だと思っていた預金、蓋を開けてみれば全く違う物になっている可能性があるんです。
では、同じ100万円を年利5%で運用したとします。30年後にはどうなるかというと、400万円を超えている計算になります。
この違いは一目瞭然ですね。もちろんずっと5%で運用できた場合なので、この数字は確定ではありませんが、30年後、やっぱりあの時投資を始めておけばよかった‥と後悔する可能性は十分にあります。
先ほど投資をするのは【どちらでも良い】とお伝えしましたが、もしあなたが将来お金で困りたくないと考えているのであれば、今からコツコツ投資を始めることをおすすめします。
30年経って焦っても、もう時間は戻せないからです。後悔しない為にも、今行動する事が大切です。
この記事が、あなたの不安を取り除くきっかけになれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。